「副業を始めたいけど会社にバレるのがこわい…。」
「そもそもなんで副業やってるのバレるの…?どこかで見てるの!?怖い!!」
「副業が会社にバレないためにはどうすればいいの?」
こんにちは、生粋の陰キャすぎてお店の予約電話をかける前にも何度かシュミレーションしちゃうイネです。
この記事を読むことで
- 副業が会社にバレてしまう理由
- 可能な限り会社に副業がバレないようにする方法
を理解できるようになります。
あなたが副業を始める上で必須の知識となっているのでぜひご覧ください。
初めに言っておきますが副業をやる上で「100%絶対にバレないということはありません」のでご了承ください(あれば教えてほしいです)。
執筆者:イネ
30歳の平凡な会社員。
妻と子ども2人、愛犬との5人暮らし。
住宅ローンや日々の支払いに追われ、会社からの給与収入だけでは将来不安しかないことに気づき副業を開始した。
本業と子育てを頑張りながら生活を豊かにしたい人の力になりたいと思い、「イネの副業応援ブログ」を立ち上げた。
趣味は読書、映画、漫画、ゲームと生粋のインドアマン。
結論から言います。
副業がバレるのは
- 住民税額が上がる
- 本業以外の給与収入を得る
- 顔出し副業でバレる
- 人づてに伝わってしまう
といった要因があります。
副業がバレない確率を上げるためには
- 確定申告で自分で納付にする
- 給与収入にしない
- 顔出しでしない
- 人に言わない
といった方法があります。
詳しく見ていきましょう。
なぜ副業がバレる?
副業希望者の推移
まず前提として、副業を希望する労働者は年々増えています。
会社が副業を禁止する理由
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なぜ副業を禁止するのか
基本的に公務員などを除いて、副業は法的に禁止されているわけではありません。
しかし副業に熱を入れるあまりに本業をおろそかにしたり、他社への情報漏洩を気にしたりといった理由から副業を原則禁止としている企業も多いようです。
副業解禁をする企業が増えてきている
日本政府が企業と個人の成長、所得増加による経済活性化などの目的から副業を推進しています。
政府の副業推進とあわせて終身雇用が難しい現状もあり、労働者各自で収入源を確保してもらうために副業を解禁する企業が増えています。
また、企業が副業を解禁する理由には「副業で得たスキルを本業に活かしてほしい」という思いや社員の満足度を上げる目的もあるようです。
副業が会社にバレるとどうなる?
副業を解禁する企業が増えてきている現状。しかしまだまだ副業禁止の企業も多いようです。
万が一副業が会社にバレると
- 口頭での注意
- 始末書
- 出勤停止
- 減給
- 降格処分
- 解雇
などの対応が考えられます。
会社の方針や副業の内容によっても処分の内容に違いはあります。競合に利益をだしてしまう副業や、自社に不利益をもたらす副業であれば重い処罰がくだされるのではないでしょうか。
副業が会社にバレる理由
住民税額の増加
確定申告で住民税を「特別徴収」にしてしまうと、会社の給与から天引きされる税金と一緒に、副業の住民税も給料から天引きされます。
徴収方法を選択していない場合も「特別徴収」になるのでお気をつけください。
住民税は前年の所得に対して課せられるので、今年と来年の住民税額を比較した際にバレることが多いようです。
給与収入での副業
アルバイトなどで本業以外の給与収入を得ると会社にバレやすいです。
給与を支払った会社は給与支払報告書を自治体に提出する義務があります。そして自治体から本業の会社に対して「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定通知書」が届くのです。
こちらの通知書にある「主たる給与以外の合算所得区分」欄に本業以外の給与収入が記載されます。このような流れで本業以外の給与収入を得ることは会社にバレる大きな要因の1つです。
顔出しでやってしまう
・YouTubeを顔出しでやってしまう
・せどりしているところを会社の人に見られてしまった
第三者の目につく中で副業をやってしまうと、副業バレする確率が上がってしまいます。
人に言ってしまう
同僚や友人との会話の中で副業のことを話してしまうと危険です。親しい間柄でもどこから情報が漏れるかわかりません。
あなたの大切な人を疑えと言っているわけではありません。
大切な人だからこそ、予想外の副業バレで仲がギクシャクしてしまわないように、副業については口外しない方が賢明と言えるでしょう。
副業がバレない対策
確定申告で「普通徴収」を選ぶ
確定申告の対象・方法は?
副業収入が年間20万円以上になると確定申告をする必要があります。この時の年間20万円というのは「売り上げ − 経費 = 利益」の利益部分のことを指します。
経費の計算もしっかりと行いましょう。
「個人事業主として開業」することで税金を安くできる場合があります。
開業していない場合、副業は基本的に「雑所得」となります。
「雑所得」では「本業との損益通算」や「青色申告特別控除」が受けられません。詳しくは別記事で解説させていただきますので今は「そんなものがあるのか」程度に覚えておいてください。
確定申告は毎年2月16日から3月15日まで行うことができます。提出場所は各市町村でご確認ください。
ネット環境が整っていればe-taxで確定申告できるので可能な方は利用しましょう。副業がバレないようにするには税金の納付方法を「普通徴収」にして、税金を自分で納付するだけです。
都道府県・市区町村によって「特別徴収」を推進している場所もあるようなので、確定申告で「普通徴収」とした後に、念押しの電話を市役所に行うまでできれば間違いないでしょう。
副業用の口座を作っておこう
生活口座と副業用の口座が一緒になっていると管理が複雑になってしまいます。
私も以前せどりに取り組んでいる時に大変でした。
副業用の口座はネット銀行で簡単に開設できるものも多いです。私は現在「楽天銀行」と「住信SBIネット銀行」を開設しています。
地銀とネット銀行で「生活口座」「投資用の口座」「副業用の口座」と3つある状況です。自分でわかりやすいように管理しておきましょう。
会計ソフトを使おう
会計ソフトを使用することで面倒な帳簿付けを簡略化することができます。
「freee会計」「マネーフォワードミー」「やよいの確定申告」などのソフトがあります。こちらについてもまた別記事で紹介させていただきます。
月収20万円以下でも住民税の申告は必要
私が副業を始めた時に「副業年収20万円以下ならなにも税金はすべて支払わなくていいんだ」と勘違いしていました。
残念ながら年収20万円以下でも住民税は支払わなければなりません。住民税は居住地の市区町村に納付しているので、お住まいの市・区役所にご確認ください。
会社で副業の許可を得た上で副業年収20万円以下の方は、会社の年末調整で金額を記載するのも1つの手です。
確定申告をしないとペナルティあり
確定申告をしないことで税金を上乗せして支払う必要があったり、虚偽の申告で刑事罰が課せられることもあるようです。
面倒であっても日々の帳簿付けを忘れず、確実に申告を行いましょう。
在宅でできるオススメ副業
自宅で行える副業であれば、顔出しすることなく副業バレの確率がグッと下がります。
- Webライティング
- ブログ
- 動画編集
- プログラミング
- ネットせどり
- SNS運用
- YouTube
- TikTok
この他にも在宅でできる副業はいろいろあります。
詳細については別記事で詳しく説明していこうと思います。
オンラインサロンや専用SNSの活用
1人で副業に取り組み続けるのは辛いと感じる方もいると思います。そんなときに身近な人に副業について話してしまうと会社にバレるリスクが上がってしまいます。
副業専用アカウントのSNSやオンラインサロンで同じ志をもった仲間をみつけましょう。
オンラインサロンは月額料金がかかるところが多いですが、そのぶんスクリーニングがかけられて本気の人が集まりやすいのでオススメです。
副業OKの企業に転職するのも一案
どうしても現在お勤めの会社で副業が難しいなら、思い切って副業OKの会社に転職するのも1つの手だと思います。
もちろん副業OKだけで転職を決めてしまうのはオススメできません。
「残業が多すぎて副業に手がつけられない」、「年収が下がってしまった」となっては本末転倒です。充分にリサーチを行いながら転職活動に取り組んでください。
まとめ
最後にもう一度、副業バレする理由と対策について確認してみましょう。表でわかりやすく
副業がバレる理由 | 副業がバレない対策 |
住民税額の増加でバレる |
|
給与収入でバレる |
|
顔出しでバレる |
|
人づてにバレる |
|
いかがだったでしょう。
副業がバレる理由とその対処方法がわかれば、副業バレを過度に恐れる必要はありません。
人間は知らないことを恐れる習性があります。
わからないことがあっても今のように調べて知っていく。
そうすることで立ち止まっても前に進むことができると思います。